セッティング解体新書

はじめに

挙動に影響する箇所を簡単にまとめました

あくまで個人的な感覚での物なので、参考程度に



用語の説明


オーバーステア

曲がりすぎてタイヤが滑る状態のこと


アンダーステア

ハンドルを切っても曲がりが足りないこと


グリップ力

低いと滑りやすく、高いと安定する


挙動が軽い

スティック操作に対してすぐに車が反応する状態


挙動が重い

反応が遅いが安定している状態


サイドドリ

ハンドブレーキを取り入れたドリフトのこと

ブレーキ+ハンドブレーキ


低速域

大体200km以下


高速域

大体300km以上




ハンドリングスタイル


フロントタイヤ空気圧

左にすると挙動が軽くなり、インに付きやすくなるが、増やしすぎると角度がつきすぎて減速が大きくなったり、ドリフトが終わるのが遅くなったりする

右にすると挙動が重くなり、ドリフトに移行するのを遅らせたり、角度付きを減らせたりする


リア空気圧よりも左に配置して、インを付きやすくするのが一般的


リアタイヤ空気圧

左にすると安定感が下がり、ピーキーになるがコーナーの限界値が上がる

右にすると安定感とグリップ力が増し、運転しやすくなるが、ロックが増えたり、コーナーが遅くなったりする


左4~右1の間に置いて、フロント空気圧より1つか2つ右に置くのが一般的


ステアリングのレスポンス

左にすると挙動が軽くなり、右にすると挙動が遅くなる

インをつきやすい、運転しやすい車を作るなら左に振るのが一般的


ステアリング範囲

左に振ると車体がゆっくり傾き、ゆっくり前に向く

右に振ると車体がクイックに動く


左に振りすぎると立ち上がりでフロントが返りにくくなるので、右寄りにするのがおすすめ

どうしてもゆっくり傾いて欲しい、もしくは微調整に自信があるのなら左の方がいい


ブレーキドリフトの補助

オフにしたらブレーキ踏んでもリア出ないのでオン


ドリフト安定性の補助

オフにしたらドリフトした時に暴れるのでオン


ローンチコントロール

恐らく低速域でのトルク調整での変化がある

基本的にオンがいいが、ロックしやすかったり、アンダーが出たりするなら1度オフを試してみるのもあり


デファレンシャルギア

左に振ると挙動に軽くなりインにつきやすくなるが、ピーキーになったりグリップ力が足りず減速しやすくなったりする

右に振るとグリップ力が増すが、挙動が重くなり、アンダーステア気味になる


左に振りすぎるとイン側からコーナーに入るとロックがしやすくなるので、程よく左に振るのが一般的


ダウンフォース

強くするとグリップ力が増しアンダーが減るが、加速が下がりコーナーがコンパクトになりすぎて逆に遅くなったりする

弱くするとグリップ力が減りコーナーが膨らむが、加速が増しコーナーをめいっぱい使えたら速くなる


正解はなく、車やプレイヤーに依存する項目

膨らむ場合はダウンフォースを右に振り、コンパクト過ぎてコーナースピードが伸びない場合は左に振ると良い

加速が弱い車はあえてダウンフォースを減らしたりする


ブレーキ力、ブレーキバイアス

左にすると挙動が軽くなり、右にすると挙動が重くなる


左にしてインにつきやすくするのが一般的だが、挙動が軽くなり角度がつきやすくなる分減速も多くなるので、ブレーキ力をあえて弱くする人もいる


タイヤのトラクション

Eドリが1番膨らみ、Eグリが1番コンパクト

ドリフトタイヤはブレーキを踏まなくても滑らかにドリフトが出るが、加重移動が少ないのでロックしやすい

グリップタイヤはどんなコーナーでもブレーキを踏まないとグリップしすぎて減速するが、ブレーキを踏むとレコードラインに乗りやすい

ハイウェイなどのワイドなコーナーが多い場合はドリフトタイヤの方がいいが、峠などはその逆


Rグリが1番レコードラインに乗りやすいが、Pグリの方がラインに自由があるのでよい

純正も平均を取れていいと言われている


ハンドブレーキの強さ

強くすると角度が多くつき、弱くすると角度が浅くつく


車によるが、大体は真ん中からそんなにずらさなくてもよい


スプリングの硬さ

左にすると段差で跳ねやすくなるが、コーナーでは安定さが故にコンパクトになりすぎ、減速に繋がる

右にすると段差で跳ねにくくなるが、コーナーが膨らみやすく減速しづらい


一般的には左右に2程度に抑え、コーナーのラインの微調整などに使う

他にも段差でふらつく車は右に振って対策などもできる

スタビライザー

左にするとかっくんとドリフトに移行するが、角度付きは浅めになる

オーバーステアかつ挙動が重い車などに有効

右にするとかっくんと角度が急激につきインにつきやすくなるが、高速域では角度が付きすぎて減速の原因にもなる

ヘアピンなどには有効


真ん中から遠ざかるほどかくっと角度がつくので、滑らかな車を作りたい場合はずらしても1.2程度が一般的

たまに右5だったり左4などにしてちょんブレで初角を出し曲がっていく戦法もある


ナイトロ

追い抜きは瞬間火力が大事なので左3~5が必須

ナイトロを使いすぎて無くなるタイプの人は左3程度に抑えてもいい




MeteorSK7の記事を参考


チューニングパーツ


過給器

簡単に言うとターボのピークトルクを出す回転数の違い


A:5500回転辺りがピークトルクで、新86やインプなどのファイナルギアが重い車に有効


B:6000回転辺りがピークトルクで、こちらもファイナルギアが重い車に有効


C:6400回転辺りがピークトルクで、S30zなどに有効

ドリフト中にレブりまくる車は暴れる


D:6600回転辺りがピークトルクで、基本的な車はこれを使うのがいい


E:6800回転辺りがピークトルクで、挙動が軽くなるので、コルベットやロードスターのようなドリフトの開始が遅い場合は有効


F:7300回転辺りがピークトルクで、エキシージのような高回転型で加速が鈍い車に有効


G:7800回転辺りがピークトルクで、高回転型かつ高速寄りセッテで有効


サスペンションとスタビライザー

最近になってRの方が設置感が良かったり、コーナーが滑らかになったりといった報告が出ている

セッテの幅が狭まるが1度試してみるのをおすすめする


サスペンション

normal:ショックを吸収するが遅い

sports:段差に強い車に使うと有効

racing:ギャップ耐性は上がるが、ロックが増える

elite:跳ねるし硬い


スタビライザー

normal:曲がらない、FFにはいいかも

sports:高速域が若干犠牲になるが乗りやすい

racing:限界域のグリップ力が増す

elite:Rの劣化

 



サスペンションチューニング


車高

段差の拾い具合と車の加重移動具合が変化する

左にすると車がクイックに動きレコードラインに乗りやすくなるが、代わりに段差を拾ったりロックが増えたりする

右にすると車がふんわりと動くが、ロックが減り扱いやすくなる


見た目の問題もあるが、下げすぎるといい事がないので真ん中から左右2程度変化させるのが一般的


レーク角

左にすると挙動が軽くなりインにつきやすくなるが、フロントが返って来にくくなり、立ち上がりで離される

右にすると挙動が重くなりフロントが早く返って来やすくなるが、ロックが増える


一般的には左に1.2程度振るのが程よくインにつけてフロントも返ってくるのでいいとされている

車によっては右4左4などにしてバランスをとる場合もある


トレッド幅

両トレッドで現れる効果は右にするとグリップ力が増しコーナーが安定するが、同時にロックも増える


リアよりもフロントを左にするとレスポンスが良くなり、

フロントよりもリアを左にすると動き出しが緩やかになる


前後真ん中から0~2、

トレッドの差は0~4の間で抑えるのが基本


キャンバー角フロント

左にするとインに突っ込みやすくなる

アンダーステアが強い時に有効

空気圧の変化に近いが、空気圧よりも変化が少なく微調整での運用になる

また、左にしすぎるとグリップ力が増しすぎてロックが増えたり、ふらついたりもする


リアキャンバー右5にして、フロントキャンバーを左5にすることで極限までインに突っ込みやすくする戦法などもあるが、

リアキャンバーから0~4つ程前後にずらすのが一般的


キャンバー角リア

左にすると粘り強くなる

フロントキャンバーとの関係性でコーナーでの車体の傾きの調整に使う

アンダーステアの場合はフロントキャンバーから右に遠ざけてインにつきやすくし、

オーバーステアの場合は左に遠ざけてグリップ力を増させる


車によるが安定を求めるならフロントキャンバーと同じにし、それ以外で何か意図があるなら先述したやり方でやると良い



ビジュアルチューニング


エアロパーツ

ダウンフォースなどの影響に近い

アンダーが解消されたり、逆にアンダーになったりもする

ボディキットでの変化が1番気づきやすいので、今の挙動に不満を感じたら試してみる価値あり


ディフューザー、スプリッター、カナード、サウンドシステム


グリップ力が増し、車によっては5~10kmほどコーナースピードが上がることもある

ただしロックが増えたりデメリットもあるので、軽い挙動を作りたい人は外す人もいる


ウィング

ウィングごとにドリフトの初角や挙動の軽さが違う

ダッグテールはコンパクトにコーナーを抜ける場合に効果的

街などでおすすめ

逆に一般的なウィングは峠などのアウトインアウトでコーナーをめいっぱい使う場合に効果的


個人的にGT500が1番挙動が軽くインにつきやすいのでおすすめ




MeteorSK7の記事を参考


タイヤ近辺


タイヤ

タイヤを3段階に分類すると

グリップ型

クムホ:鬼グリの最コンパクト挙動

トーヨー:ロックはしやすいが全体的に速い

ファルケン:失速しやすいが上手くいくといい感じ


中間型

ノーマル:適度なグリップで扱いやすさ良き

アイドラーズ:挙動が若干重い

NFS:立ち上がりが速い


ドリフト型

スピードハンター:グリップ力が強すぎる車に有効、扱いやすい

ハンコック:1番膨らみやすいが速度は出やすい、抜け速に悪影響を及ぼす可能性あり


タイヤはストレッチの方がロックも少なく扱いやすいが、同時にグリップ力も減るのでコーナーが遅くなる


正解はないが、無難にいくなら中間型を使うのがいい


リム

深リムだとスタビを右に振るような挙動になり、ワタナベだとコーナーの食いつきが段違いに増す

他にも多くの効果があるが、説明しきれないので好きなリムを選ぶと良い


一般的にTE37はコーナーで前に進みやすいと言われてるのでおすすめ


また、リムインチを小さくするとグリップ力が増し、

リアだけを小さくすればコーナーの入りがクイックになるので挙動が重い車に有効

フロントだけ小さくすればドリフトへの移行のレスポンスが増すので振り返しなどがしやすくなる


ブレーキキャリパー

スピードハンター:バランス型

エンドレス:効きが1番悪い

ブレンボ:効きが強くメリハリがある

ストップテック:無難だが、若干ドリフトのかかりが遅い

ウィルウッド:効きが強くレスポンス最速


Front/Rearで

1. Will/Bre 1番すべる(PBの主流 2015ではわしくらいしか使わない)


2. Will/Stop ウィルブレよりマイルド


3. Will/Will 前後揃えるならこれが1番すべるがロック頻発


4. Bre/Bre 迷ったらこれにしとけばいい


5. Stop/Stop 迷ったらこれその2 リアの接地感が消えやすいクルマに有効 


6. End/End 1番マイルド


派生仕様

1. Stop/Will 一度ドリフトいれたあと強めに入力することで一気に向きを変えることに特化させた仕様(グリップレベルが相当高い仕様にのみ有効)


2. Stop/Bre StopStopよりわずかにリアが出にくくなる(多段向けの性質を逆手にとった仕様)


3. End/Stop マイルド 多段ブレーキの数に応じてリアが流れる


ブレーキディスク


Drum:キャリパーの効果が乗らないから1番大人しい 基本いらなそう


Forged:セラミックをマイルドにしたようなもの


グルーヴ加工:リアが飛びにくい 安定型


セラミック:1番角度つくのが早い 故に1番ロックもしにくいとおもった 優秀だが人によってはクイック


クロスドリル:リアも適度に出る安定型


どれもやはり特性はあったが大きな差はない 効果的にはキャリパーの1/3程度

ルームで挙動変わること考えれば考慮するまでもないレベル これなら見た目で選んでいい


感覚をパッドに例えると

Drum:Endless

Forged:Stoptech

グルーヴ加工:SH

セラミック:Willwood

クロスドリル:Brembo




その他


ラッピング

デカール数が多すぎるとレスポンスが遅くなると言われている

また、ボディがクロームや蛍光色にすることでも遅くなると言われている

原因としては読み込みの問題で重くなるため、サーバーに負荷がかかり入力された操作が僅かに遅れるからとされている


部屋の回線

また、部屋の回線で挙動が若干変わるとも言われている

これは重い部屋の方が高いスコアが出やすいことで証明されているため、挙動が変わることは確実である

具体的に変化する点はドリフトの角度付きなどが挙げられる

よって、キャリパーやブレーキディスクの変更といった小さいもので対策するのがベスト



Special thanks / MeteorSK7

嵐山ゲェジ盟騎士団

0コメント

  • 1000 / 1000